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鈴鹿8時間の思い出を、覚えている順に書いてみる。

・いつも迷うスタート時、Tシャツだと寒いし、上着を着ているとすぐ暑くなる。とりあえず雨具モードでスタート。直後に妻が電話連絡を求めているよ、と友人に教えられる。とりあえずその友人と並走。
・1周目でピットイン。妻がいて、連絡は不要になる。雨具を脱いですぐ再出発。
・ドリンクを取り忘れたことに気づく。友人に追いつく。1周12分くらい。
・2周目にまたピットイン。ドリンクは友人の提供。水で割ったポカリ。普通に飲む分には、このくらいがちょうどいい。
・4周目にピットイン。休憩5分。このあたりで9時?
・6周目にピットイン。このあたりまでパパンと友人のペアとほぼ並走? 下りが速い友人にトータルでついていくために、無駄に前半の登りセクションで体力を使う。これが後で響いたような気がする。このあたりでやっと呼吸器が落ち着いてくる。
・8周目にピットイン、以下あまり記憶がない。たぶん二周ごとに休憩してたような気がする。一回だけ三周行ったか?
・ピットのたびにチョコレートや何やらで補給する。でも全然満腹感はない。さすがにエネルギー消費が激しいらしい。
・ピット閉鎖期間中は丸ごと休憩。11時45分頃から12時半くらいまで。おにぎり一個と、他いろいろおかずをいただいて再出発。ちょっと残っていたドリンクに原液のポカリを追加。だんだん濃度が濃くなってくるけれど、身体がそれを求めているのが分かる。何周走ったかは数えていない。走れていない感覚だけ。
・二周(15-16周目)走ってピット。13時過ぎ。おにぎりをいただいて再出発。
・二周(17-18周目)走ってピット。パパンが白い灰になっていた。五分休憩。
・二周(19-20周目)走ってピット。一周走るのに16分かかるようになってきた。十分休憩。残っていた果物、リンゴと梨と柿を食べて、トイレに行って準備万端。ドリンクをウーロン茶に変更。ポカリの方が良かったけど、残り具合が心もとなくて、なくなると申し訳ないと思ったので。
・空模様が雨っぽくなってくる。大雨の可能性もあるし、ゴールまで逃げ切れる可能性もある感じ。もう一周ステイアウトで様子を見ることにする。このスティント3周(21-23周目)。
・15時10分くらいに最後のピットイン。雨は降らない、ことに決める。10分弱休んで出発。
・残り28分でコントロールライン通過。この周回14分半(24周目)。無理すればあと3周回いけるか?と思ったのも束の間、勢いつけて走り出した最初の上り坂で右膝に痛みが走る。あきらめて2周を楽しむ方向に軌道修正。
・裏の方は霧雨。まるでご褒美のように気持ちがいい。
・バイクの後ろに乗ったウィダー娘さんが「がんばれー」とか応援しながらコースを回っている。なんかクラス委員の女子から憐れみの目で見られている高校生男子みたいな気分になる。
・残り12分くらいでファイナルラップ(26周目)へ。
・ホームストレートでアフロヘアと並走。抜かされて抜き返して、最後まで休まる間もない。あと、QUEENだったか、書いてあったシャツの女性もデッドヒートでした。非常に楽しかったです。ゼッケンも覚えていないけど、多謝。
・チェッカーの際、ウィダー娘さんと微妙なハイタッチ。

いちばん記憶に残っているのは、友人が下りで速かったこと。というか僕が遅かったんだけど。今年は上り坂で「もう駄目」ってことがあまりなかったので、立ちこぎも一番軽いギアもお世話にならずじまいでした。それなのに去年より周回足りないのは、トップスピード域が足りなかったか、それともピットで休み過ぎか。
翌日、痛かった膝もほとんど直ってたし、二日目の今日も筋肉痛もないところを見ると、身体的にはそれほど負荷がかかっていなかったらしいです。逆に悔しいな、それも。