ケータイでアンパンマンを見せろと号泣する次女の顔をちょっと隠して「いないいない」って語りかけたら、泣きながら「ばあ」って返事をしてくれてうっかり泣き止んだ。君の芸人魂に幸あれ。
ひさしぶりに長女を保育園に連れて行く。相変わらず女子たちはガールズトーク全開で、その中で生きていくのって大変だなあって思う。誰も傷つけず誰からも傷つけられず、とはいかなくても、傷つけすぎず傷つけられすぎず、あたりでお願いしたいところ。先生はよく見てくださっているし、まあ長女もそこそこ楽しくやっているようなので、そんなに心配はしていないんだけど。そこにいるのが僕じゃなくてよかった、みたいな気持ち。まあ女の子だったことなんて一度もないので。
しかし、いったい彼女たちはどこでそういう生き方を身に着けてきたんだろうと思う。次女のあれこれを見ていてこれは長女の真似だなあと思うことがあり、長女のあれこれを見ていてこれは僕の要素だと思うことがあり、多分みんなどこかから脈々と流れる何かがあるんじゃないかと思うんだけど。女の子って大変だなあ。