いま住んでいる家からほど近いところに神社がある。その近くの町内で、社殿火災のため節分会中止のお知らせとか貼ってあったのを見たのはちょっと前のこと。物騒な世の中だと思っていたところ、本日所用あってその神社の前を通った。
社殿はなくなっていた。
でも、代わりに立て看板があった。「社殿等老朽化のため、立て替えを行います。ついては募金を・・・」火災のことなんかどこにも書いてなかった。火事の前から、立て替える予定だったっぽい。ということは、
ガクガクブルブル。
家って建てるだけじゃなくて壊すのにもお金かかりますよねえ、とか、由緒ある神社なら火災保険は入ってるだろうなあ、とか、良くない考えが脳裏をよぎった。でも、その神社のことが大好きなひとが「どうせ立て替えるなら火事でも起きないかなあ、そうすれば誰も困らないお金が神社のために下りるのに」とか思ってみたところ、その心を良しとした神様が……、とかだったら美談にならないかなあ。そうだといいなあ。