39巻。それに村上龍の「はじめての文学」を(通巻57冊)。なんだろうな、村上龍がしたいことは分かるけど僕はそれを読みたくないと感じる、というのが感想。人間の現実=リアルについて書くのが文学、ということなのかなあ。なんか「世界のあり方は普通のひとが思っているものと違う」というのをがんばって文学者は書こうとしている気がする。実はこうなんだぞ、って。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないけど村上龍は僕にとってはリアリティがなかった。でも、前書きは秀逸だった。中学生向けに何かを書かせるといいのかもしれない。中身が中学生向きだとは思わなかったけど。