グイン・サーガ

「未完」で終わるグイン・サーガ130巻を読了。ええと、気がついたら129巻を読んでなかったらしいですよ? なんていうかもう名人芸っていうか、面白いも面白いもなく、ただ続いているだけですごいシリーズだという認識だったんですが。どうしようかな、さかの…

友人にオススメされていた角田光代の作品のうち、やっと最後の一冊「空中庭園」を読了。今まで読んだ角田光代の中では一番よかった。しかし、なんかこの頃読む作品は章ごとに語り手が変わるものが多い。それそのものは悪くない手法だと思うんだけど、続くと…

桜庭一樹「私の男」読了。同じ作者なら「砂糖菓子」の方が適性がある気がする。悪くはないんだけど、重みが足りない。

妹が図書館で本を借りていたので何を読んでいるのかと聞いたら、ヤ行の作家だという返答が来た。ア行からはじめたのかどうか聞きそびれたのが惜しまれるけれども、素敵な読書方法であることには違いない。今度、お気に入りの本を聞いてみようか、どうしよう…

桜庭一樹「少女には向かない職業」、雨宮処凛「ともだち刑」、あと西尾維新を少々。 しかし、そろそろ読書のあれこれを書くのに「グイン・サーガ」ってキーワードはどうなんだろう。

「さあ私の太陽神よ舞い上がれ安宿に泊まる私を照らせ」というのが「アミービック」のコピー。句読点もなく「その光で今とてつもなく嫌なもの見ちったよ全くどういったこったいこれは。」が、その続き。コピーを選んだひとのセンスに震える。これだから読書…

グイン・サーガ127巻と、桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読了。この頃なんとか毎日1冊ペースを維持してる気がする。いや、それ社会人としてかなり無理があるんですけど。 っていうか、地下鉄通勤とかバスの中とか(信号待ちとか)昼休みに読…

このごろ読んだ本、追加。梨木香歩「f植物園の巣穴」、中村文則「世界の果て」、図書館にあったので角田光代「エコノミカル・パレス」「庭の桜・隣の犬」「all small things」、金原ひとみ「Amebic」、嶽本野ばら「タイマ」。あと西尾維新とか少々。

このごろ読んだ本。村上春樹「1Q84」「村上ラヂオ」「使いみちのない風景」、村山由香「星々の舟」「天使の卵」「おいしいコーヒーのいれ方」、角田光代「キッドナップ・ツアー」と、内田樹と名越康文「14歳の子を持つ親たちへ」。 これから読む本。梨木香歩…

122巻が出ていたので購入。しかし、育児休業から戻ってきて本当に本を読めなくなった。グイン・サーガくらいだもんなあ、いま読んでる本。マンガにしても雑誌にしても、実家に帰って読む以外はとんとご無沙汰だし。かろうじて新聞くらい読むようにしてるけど…

今年度一冊目は梨木香歩の「水辺にて」。エッセイの方が読ませるのは従来通り。好きなんだけどな、なんかはまり込むには遠い感じがする。

森巣博の「無境界家族」。「まあまあ?」と聞かれたら「まあ、くらい」という答えを。

201冊目から順不同で、グインサーガ本編118巻、119巻、外伝4巻から8巻、あわせて7冊を読了。娘が24日から保育園に通うことに決まって、もうグイン・サーガ読んでる場合ではだいぶなくなったような気がする。これで打ち止めとして、グイン・サーガだけで126冊…

198冊目「ぐるりのこと」梨木香歩。エッセイだけど、小説よりこっちの方が読み応えがある。最相葉月のエッセイみたいな感じ。でもこのひとは小説を書きたいんだろう、というのも感じる。 199冊目「最後の命」中村文則。いままででいちばんぐっとくる中村文則…

196冊目は西尾維新「不気味で素朴な囲われた世界」。ラノベについていけなくなると旧人類、と思いながら読む。何の約束が守られていない感じなんだろう、微妙な感覚なんだけど、本質的に違和感があってついていけない。それにしてはこの人の書くものをよく読…

195冊目。ゲーテ「若きウェルテルの悩み」。僕はもう若くないなあ、と。

194冊目。カミュの「異邦人」。なんでこのタイミングで読んでいるのかは不明。文学っぽいことをしたかったか。

193冊目。中村文則「悪意の手記」。

192冊目。中村文則「銃」。このひとの本はもっと疲れる。

191冊目、最相葉月「なんといふ空」。このひとの本は疲れる。

188-190冊は梨木香歩で「村田エフェンディ滞在録」「沼地のある森を抜けて」「この庭に 黒いミンクの話」。 「村田」は「家守」のパラレル、「この庭に」は「からくりからくさ」の後日談のパラレル。なんだろう、何か目的の場所があってたぶんそこを目指して…

西尾維新「刀語」1、2巻および梨木香歩「家守綺譚」「丹生都比売」。刀語は、なんか週間少年なんとかに連載されそうなノリと浅さ。まあ、たぶんこういうのを書くヒトなんだろう。梨木香歩は、んんん、やっぱり今の僕に非常にヒットというかフィットという…

183冊目。大江健三郎「個人的な体験」。本文もさることながら、あとがきが読ませる。しかし、文学ってしんそこ疲れる。もちろん書く方は読む方どころではなく疲れきって書くんだろうけれども。

182冊目。からくりからくさ作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (24件) を見るああ、いい本を読んだ。 「りかさん」を先に読んで正解だったと思う、出版順としては逆なんだけど。僕に…

181冊目は川上弘美の「蛇を踏む」。梨木香歩が白魔法使いなら、こっちは黒魔法使いだよね、と妻と話す。いつも読みたい訳ではないけれども、世の中に存在していてほしい作家のひとりだと思う。読み終わるとひどく疲れるから、たまに、くらいで良い。

180冊目は「フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人>」佐藤友哉。滝本サンに続いて今時のキモチがよくわかる本と思いながら読むんだけど、これ、2001年の本なんだよなあ。リアルタイム今時の本を読むべき時期なのかどうか。

179冊目、滝本竜彦、超人計画。やっぱり時代は哲学だった。五年近く前の本だけど。

178冊目は「娘は男親のどこを見ているか」岩月謙司、講談社+α新書。間違いなく娘は、こういう本を読んでいる男親は嫌いだろうと思う。

176、177冊目は「猛スピードで母は」長嶋有、「りかさん」梨木香歩。「猛スピード〜」は北海道言葉「うるかす」ネタで笑った。芥川賞か。梨木香歩は白魔法使いだ、ということで妻と意見の一致を見た。 あと、計数外で「家庭のピアノ実用百科」とか「だれでも…

175冊目はポール・オースターの「ルル・オン・ザ・ブリッジ」。