198冊目「ぐるりのこと」梨木香歩。エッセイだけど、小説よりこっちの方が読み応えがある。最相葉月のエッセイみたいな感じ。でもこのひとは小説を書きたいんだろう、というのも感じる。
199冊目「最後の命」中村文則。いままででいちばんぐっとくる中村文則だった。次に新刊が出たら買うような気がする。少しずつ進んでいる。これで舞台装置に特殊なあれこれを必要としなくなれば、って前に梨木香歩についてのコメントでも書いたか。
200冊目「退屈な話・六号病室」チェーホフ。200冊目はグインサーガのつもりだったんだけど、なんの巡り合わせかチェーホフ。まあそれも僕らしい因果か。
この先、どうしようかな。まだ三週間あると思うと、もう十冊やそこらは読めそうなんだけど。……頑張ればグインサーガの未読外伝全部とか。