田中芳樹回帰フェア終了。「バルト海の復讐」と「白夜の弔鐘」。91冊。
バルト海、はなんかすごいやっつけっぽかった。西洋は現代以外はたいしたことないぞ、という主張以外に見るべきものはない感じ。いや、それだって全然みるべきネタではないけれども。少なくとも何かを否定したら、それを否定したものも否定してみせるのが田中芳樹の書き方だと思うので、食い足りない話だった。白夜、はその点は読ませる。田中芳樹好き以外にはきっと訴えかけるものはないだろうと思うけれども。