152冊目は佐藤友哉の「灰色のダイエットコカコーラ」。感想としては「僕はもう若くないな」。ラノベ(あるいは、その客層)を文学に持っていこうとしている感じがする、と現在のラノベ界のことも文学界のことも知らずに言ってみる。でも、その路線は僕は好きではない。というか、まだ暴力とか性とか(たいてい一緒に出てくるか)を使わないと物語って書けないのかなあと思う。そろそろ次の何かか、一周して昔の何かに戻ったり、そういう時期に来ないか。