pomera、という文庫本サイズの液晶画面つきキーボード(テキストエディタ)が発売されるらしい。発売元はkingjimで、お値段は27,300円。僕の中の適正価格(衝動買いできる基準)は二万円以下だけど、たぶんこの値段でも買う。ああ馬鹿。代替手段がないんだよなあ、この「テキスト入力だけできればいいからサクサク動く、キーボードがまともな持ち歩ける端末」って。BluetoothキーボードにPDAでいいって話もあるけど、これは単機能ひとつにまとまってるところがキモだと思う。なんていうのかな、融通のきかない様式に自分を合わせていくことで、自分の何かをシンプルにしていく感じ。こういうのが欲しかったのかもしれない、って思っちゃうもんなあ。たぶんいらないんだけど。なんでもしたいならUMPCでいいし、ちょっと前のLet's note R3だって持ち歩けるしファンレスだし機能に不足はないし。でも、そうじゃないのも欲しいんだ。むー、どうにも欲しいらしいな僕。
いや、まだ折りたたみ式のキーボードがまともなのかとか(17mmピッチなら僕の指でも実用的な入力に耐えるという実績はある、Let's note Rシリーズ意識してるなら多分大丈夫だろうけど)、変換がきちんとストレスなく反応するのか(これで反応が重かったら本当にゴミ、その辺が理由で8,000文字縛りなのか?)とか、謎は謎を呼ぶ発売日11月10日なんだけど。しかし最大2GBまで対応のmicroSDでも1ファイル8,000文字制限で「技術的な問題はないが、原稿用紙20枚程度の文字量のため、メモとしてはそれぐらいあればよいのではないかと思った」って何だ。せめて読み込みだけでも無制限にしておいてもらえたらなあ、テキストリーダーとして使えるのに。とか言い出すと無間地獄か。限りなくシンプルなものが欲しいかどうか、もうそれだけなんだよなあ多分。で、どうにも欲しいんだよなあ多分。