約一年ぶりに「骨髄ドナーコーディネートのお知らせ」が昨日届いた。去年に続いてYahoo!ブログ検索をしてみると5件しかヒットしなかった。去年より減ってるのな。ちなみに去年の僕の書いたブログは含まれず。あ、「迅速コース」でオレンジの封筒でしたよ。
とりあえず去年は僕の体調を理由に、いくぶん納得のいかない形で断られていて、そのことをまず思い出した。悪いのは体調を崩していた僕なんだけど、骨髄バンクにいい思い出はない。ねえ、なんで十年前の僕は登録したんだろう? って、去年もそのことについては書いたか。たいした理由なんてないんだ。全然。
しかし、いずれにしても去年の夏から秋にかけて体調を崩して喘息の吸入薬を使っているので、「気管支喘息で服薬終了後一年以内の方はドナー登録を一定期間保留とさせていただきます」とか明記してあるのに引っかかる。患者さんには申し訳ない限り。本当に。去年と同じ方なのか、同じ型の他の患者さんなのかは分からないけれども、しかし同じHLA型の骨髄移植を必要とする患者さんって何人もいるものか?
いちおう、念のため電話で確認してみた。「駄目ですか?」「駄目です」。まあ、それがルールってものだ。そうすると一年間登録保留にされるのも去年通り。もっと長く保留にできますけど、とか電話で言われる。しかし、骨髄移植なんてそれしか方法のないひとの治療な訳で、僕の不健康を理由に二人の方を(あるいは同じ方を二回)がっかりさせているかと思うと激しくヘコむ。まったく。
以下、激しくヘコみの勢いで書くんだけどさ、「コーディネートのお知らせ」に対してドナーは「コーディネートを希望する」かどうかを回答するんだよね。そっちが一方的に主導権を持ってるくせに、って去年も思った。なんか上から目線を感じる。どうせなら「コーディネートを進めてもいいですか?」「進めてもいいです」みたいな質問と回答が妥当じゃないかって思うんだけど。もっと主体的にならなきゃ駄目か。
しかし、去年の僕は患者さんに、もし他のドナーが見つからなかったら「一年間待っててくれますように」とか書いてるのな。ああもう。待っててくれたかもしれないのに。