こたつの周りを片手つかまり歩きするのが好きだったんだけど、今日、気が付いたら同じルートを手を離して歩いていた。成長だ。普通、親が三歩くらい離れたところから呼ぶとよちよち来て倒れるようなパターンじゃないかと思うんだけど、いやもう、気が付いたのは後ろ姿でしたよ。その後、散歩の途中でも手をちょっと離してみたりされた。
それにしては昨日から、散歩の途中でハイハイしたがる。歩くのに慣れたのか、疲れたのか。あと、地面をなでた手を口に運びたがる。なんでこのタイミングでこれが来るんだろう。
今は娘のペースで動くのが楽しいけど、きっとこれ、飽きたり疲れたりして、親のペースに子どもを巻き込んで省みないようになるんだろうな、と今日、散歩をしながら思った。歩かせていて、あまりにも一歩ごとに地面に興味を示されて進まないので、抱き上げて運んでしまって気づいた。ああ、これはよくない傾向だ。僕にとっても娘にとっても不本意だ、でも、それをしないためにはものすごい余裕が必要かもしれない。今年一年くらい、と思うんだけど、そんなこと現実的に可能なんだろうか。